介護福祉士の資格


介護福祉士は介護職の中で唯一の国家資格となります。先にホームヘルパーなど介護職の実務経験が3年以上ないと資格も取得出来ません。また、平成27年度からは実務経験があっても450時間以上の研修を受けなければならなくなり、現行の資格取得の制度よりも遠回りすることになるので、もし資格取得を検討している人がいれば、平成26年度中に取得することを考えた方がいいでしょう。そのほうがすぐに取得出来ます。主な仕事内容は高齢者で介護が必要な人や障がい者などの日常生活の介助を行います。食事、排泄、入浴はもちろん、買い物や銀行からお金を下ろすことの手伝いまでするので、担当した人とのコミュニケーションをうまくとれる人が向いているでしょう。様々なレベルの介護を必要とする人たちを相手にするのでどれだけの介護が必要なのかを見極めて動くことも大事です。そして何より体力仕事になります。高齢者を持ち上げたり肩を貸して上げることなど日常的に行うので腰を痛める人も少なくありません。人を持ち上げるときのコツなどもあり練習はするのですが、それでもやはり毎日やるので負担がかかる仕事です。給料も介護関係はあまり高くはありません。女性だと300万円いくかいかないか、男性でも350万円ほどなので、一人で暮らしていくには足りるかもしれませんが家族を持とうとすると少し考えてしまうかもしれません。しかし、これからくる超高齢化社会に向けてニーズのある仕事には間違いありません。人手も今よりもっと足りなくなってくることが予想されるので、今から資格取得に向けて準備するのもいいと思います。